10セントだった時代の公衆電話、回転式ダイヤルの電話機、PONG(ビデオゲーム)、そして300ボーのダイヤルアップ接続からデジタルイクイップメン
ト社(DEC)のVAXやpdp11/44などを覚えている、弁護士、技術者そして通信ビジネスのアナリストである。 法律にも詳しく、MBAも取得して
いるので、規制や制度制定を対象として、経営科学的な思考方法やツールを活用し、確実な法的分析と定量的なアプローチをおこなっている。
現在、ドイツのBad Honnef(バドホーネフ)にあるwik-Cosult GmbHに
新設された、NGNとインターネット経済部門に勤務している。 長い伝統を持つ民間企業や公共部門のクライアントに対し、新しく発生する課題や企業の第一
印象について助言をおこなう部門であり、その中で、経済評価、経営戦略、そして相互接続や周波数利用、セキュリティ並びにVoIPをはじめとする融合政策
や制度などを担当している。
wik-Consult入社前は、米国連邦通信委員会(FCC)の企画・政策分析室(OSP)ビジネス経済部門で上級顧問を務めた。FCCで
は、新政策の導入が財政、ビジネス、市場に及ぼす影響を調査・分析し、委員長や委員、上級スタッフに報告していた。 また、免許不要の周波数利用の原典と
して広く引用されているワーキングペーパー#39「Unlicensed
and Unshackled : A Joint OSP-OEP White Paper on Unlicensed Devices and
Their Regulatory Issues」を共著した。 FCCの委員長から、市場に合致した無線周波数政策に関する先端的実証経済分野
においてFCCの評価を高めたとして、経済分析賞を二人の同僚とともに受賞した。
FCC以前は、電気通信、コンピューティング、マス・メディア分野の戦略、管理、及び政策問題を専門とする最先端の学術研究基幹であるコロンビア大学通信情報研究所(CITI)の副所長を務めた。 現在
も、CITIの上
級研究員である。 また、いくつかの諮問委員や委員となっており、最近では、アイルランドの通信・エネルギー・天然資源省大臣イーモン・ライアン
(Eamon Ryan)氏の諮問機関「次世代広帯域ネットワークに関する国際アドバイザリーフォーラム(International
Advisory Forum on Next Generation Broadband Networks)」の委員となった。
コロンビア大学ビジネススクールで、エグゼクティ
ブMBA、ベンジャミン・カードーゾ法科大学院んにて法務
博士、コルゲート大学にて学士号を取得。 現在、ドイツのボンで
妻のエリザベスと息子のジェイドンとともに暮らしている。
|
|